屋根塗装で縁切りしないとどうなる?雨漏りを防ぐために知っておきたい大切な工程
2026.08.27 (Thu) 更新
こんにちは。
横浜市・藤沢市・横須賀市を中心に、屋根・外壁塗装を行っている幸家ペイントです。
屋根塗装のお見積もりや工事内容を見ていると、
「縁切り(えんきり)」
「タスペーサー」
という言葉を目にすることがあります。
普段の生活ではあまり聞き慣れない言葉なので、
「縁切りって何?」
「屋根塗装に本当に必要なの?」
「やらないと雨漏りするって本当?」
と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。
縁切りは、スレート屋根を塗装する際にとても大切な工程のひとつです。
見た目の仕上がりには分かりにくい部分ですが、屋根の中に雨水をためないために重要な役割があります。
今回は、屋根塗装で縁切りをしないとどうなるのか、タスペーサーとは何か、見積もりで確認しておきたいポイントについてお話しします。
目次
縁切りとは?
縁切りとは、屋根材と屋根材の重なり部分にできた塗膜を切り、雨水の逃げ道を確保する作業のことです。
スレート屋根は、薄い屋根材を一枚ずつ重ねるように施工されています。
屋根に降った雨水は、屋根材の表面を流れて下へ落ちていきますが、屋根材の重なり部分にもわずかなすき間があります。
このすき間は、屋根の内側に入り込んだ水分を外へ逃がしたり、湿気をためにくくしたりするために必要な部分です。
しかし、屋根塗装を行うと、塗料が屋根材の重なり部分に入り込み、すき間をふさいでしまうことがあります。
そのままにしておくと、本来逃げるはずだった雨水が屋根材の裏側にたまりやすくなります。
そこで、塗膜でふさがった部分を切り、雨水の通り道を確保する作業が「縁切り」です。

タスペーサーとは?
タスペーサーとは、スレート屋根の重なり部分に差し込む部材です。
屋根材と屋根材の間に適切なすき間をつくることで、雨水の排出や通気を助ける役割があります。
以前は、塗装後にカッターなどで塗膜を切る縁切り作業が行われることもありました。
現在では、屋根材の状態に合わせて、タスペーサーを差し込む方法が使われることも多くあります。
タスペーサーを設置することで、塗装後に屋根材同士が塗膜でくっついてしまうのを防ぎ、雨水の逃げ道を確保しやすくなります。
ただし、タスペーサーもすべての屋根に必ず入れればよいというものではありません。
屋根材の状態や劣化状況、屋根の勾配、過去の塗装歴などによって、必要な対応は変わります。

屋根塗装で縁切りしないとどうなる?
スレート屋根の塗装で縁切りが必要な状態にもかかわらず、そのままにしてしまうと、いくつかの不具合につながる可能性があります。
雨水の逃げ道がふさがる
スレート屋根は、完全に密閉されているわけではありません。
屋根材の重なり部分には、雨水や湿気を逃がすためのすき間があります。
塗装によってこのすき間がふさがってしまうと、屋根材の裏側に入り込んだ水分が外へ抜けにくくなります。
本来は排出されるはずの水分が屋根の中に残ってしまうことで、屋根材や下地に負担がかかることがあります。
屋根材の裏側に水がたまりやすくなる
縁切りをせず、屋根材の重なり部分が塗膜でふさがった状態になると、雨水が屋根材の裏側にたまりやすくなります。
屋根の表面はきれいに塗装されていても、内部に水分が残ってしまうと、下地の傷みにつながる可能性があります。
外から見たときには分かりにくい部分だからこそ、施工時の工程が大切です。
雨漏りの原因になることがある
縁切りをしないことで、すぐに雨漏りが起きるとは限りません。
しかし、雨水の逃げ道がふさがった状態が続くと、屋根材の裏側に水分がまわり、下地や防水紙に影響を与えることがあります。
その結果、雨漏りの原因になる場合があります。
屋根塗装は、見た目をきれいにするだけでなく、屋根を長く守るための工事です。
そのため、表面を塗る工程だけでなく、雨水の逃げ道を確保する工程も大切になります。
下地の傷みにつながることがある
屋根材の裏側に水分がたまりやすくなると、野地板などの下地に影響が出ることがあります。
下地が傷んでしまうと、塗装だけでは対応できなくなる場合もあります。
屋根塗装で済むタイミングだったはずが、将来的に屋根カバー工法や葺き替えなど、より大きな工事が必要になることもあります。
だからこそ、屋根塗装の時点で必要な工程をきちんと行うことが大切です。

すべての屋根に縁切りが必要なの?
ここで注意したいのは、すべての屋根に同じように縁切りやタスペーサーが必要というわけではないことです。
縁切りが関係するのは、主にスレート屋根の塗装です。
瓦屋根や金属屋根など、屋根材の種類が違えば必要な工程も変わります。
また、同じスレート屋根でも、
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屋根材の劣化状況
-
屋根の勾配
-
過去に塗装しているかどうか
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屋根材の反りや割れ
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すでに十分なすき間があるか
によって判断が変わります。
例えば、屋根材の劣化が進みすぎている場合は、そもそも塗装が向いていないこともあります。
その場合は、縁切りをすれば大丈夫という話ではなく、屋根カバー工法や葺き替えを検討した方がよいケースもあります。
大切なのは、「縁切りをするかどうか」だけでなく、今の屋根が塗装で守れる状態なのかを確認することです。

タスペーサーを入れれば安心?
タスペーサーは、スレート屋根塗装において雨水の逃げ道を確保するために役立つ部材です。
ただし、タスペーサーを入れればすべて安心というわけではありません。
屋根材が割れやすくなっていたり、下地に傷みがあったり、すでに雨漏りが発生している場合は、タスペーサーだけでは解決できないことがあります。
また、屋根材の状態によっては、タスペーサーを差し込むことで屋根材に負担がかかる場合もあります。
そのため、タスペーサーを使うかどうかも、屋根の状態を確認したうえで判断することが大切です。
見積もりで確認しておきたいポイント
屋根塗装の見積もりを比較する際は、塗料の種類や金額だけでなく、工程の内容も確認しておくと安心です。
特にスレート屋根の場合は、次のような点を確認してみてください。
-
屋根材の種類を確認しているか
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縁切りやタスペーサーについて説明があるか
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下塗り・中塗り・上塗りだけで終わっていないか
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屋根材の割れや反りを確認しているか
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雨漏りリスクについて説明があるか
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塗装で対応できる屋根なのか説明があるか
見積書に「タスペーサー」や「縁切り」と書かれていない場合でも、必ずしも手抜きとは限りません。
屋根の種類や状態によって必要な工程は変わるため、気になる場合は業者に確認してみることが大切です。
反対に、説明がないまま「屋根塗装一式」とだけ書かれている場合は、どのような工程で施工するのか確認しておくと安心です。

屋根塗装は「塗るだけ」の工事ではありません
屋根塗装というと、屋根の表面に塗料を塗る工事だと思われがちです。
もちろん、塗料の性能や仕上がりも大切です。
しかし、それだけではなく、下地処理や補修、縁切りなどの工程も屋根を守るうえで重要です。
どれだけ良い塗料を使っても、雨水の逃げ道がふさがったままでは、屋根にとって良い状態とはいえません。
屋根塗装では、
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高圧洗浄
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ひび割れ補修
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板金部分の確認
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下塗り
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中塗り
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上塗り
-
縁切り・タスペーサー
など、さまざまな工程があります。
ひとつひとつの工程をきちんと行うことで、塗装後も安心してお住まいいただける屋根に近づきます。

幸家ペイントでは屋根の状態に合わせて必要な工程をご提案します
幸家ペイントでは、横浜市・藤沢市・横須賀市を中心に、屋根塗装や外壁塗装、屋根リフォームのご相談を承っております。
屋根塗装をご提案する際は、ただ塗るだけではなく、屋根材の種類や劣化状況を確認したうえで、必要な工程をご説明しています。
スレート屋根の場合は、縁切りやタスペーサーが必要かどうかも確認し、雨水の逃げ道を確保することを大切にしています。
また、屋根材の劣化が進んでいて塗装だけでは不安が残る場合には、無理に塗装をおすすめするのではなく、屋根カバー工法や葺き替えなど、別の選択肢をご提案することもあります。
大切なのは、今のお住まいにとって本当に必要な工事を選ぶことです。
横浜市・藤沢市・横須賀市で屋根塗装をご検討中の方へ
屋根塗装は、見た目をきれいにするだけでなく、雨や紫外線から屋根を守るための大切なメンテナンスです。
しかし、スレート屋根の場合、縁切りやタスペーサーなどの工程を適切に行わないと、雨水の逃げ道がふさがり、雨漏りにつながる可能性があります。
「屋根塗装の見積もりにタスペーサーと書いてあるけど何?」
「縁切りが必要なのか知りたい」
「他社の見積もり内容が適切なのか不安」
「屋根塗装で大丈夫なのか、カバー工法が必要なのか相談したい」
このような方は、お気軽にご相談ください。
幸家ペイントでは、お住まいの屋根の状態を確認したうえで、必要な工事を分かりやすくご説明いたします。

まとめ
縁切りとは、スレート屋根の重なり部分にできた塗膜を切り、雨水の逃げ道を確保するための大切な工程です。
屋根塗装で縁切りが必要な状態にもかかわらず行わないと、雨水の逃げ道がふさがり、屋根材の裏側に水分がたまりやすくなることがあります。
その結果、下地の傷みや雨漏りにつながる可能性があります。
また、タスペーサーは屋根材のすき間を確保するために使われる部材ですが、すべての屋根に必ず必要というわけではありません。
屋根材の種類や劣化状況を確認したうえで、必要な工程を判断することが大切です。
幸家ペイントでは、屋根塗装を「ただ塗る工事」としてではなく、お住まいを長く守るためのメンテナンスとして考えています。
横浜市・藤沢市・横須賀市で屋根塗装をご検討中の方は、縁切りやタスペーサーなどの工程についても、ぜひ確認してみてください。
屋根塗装の見積もり内容が不安な方へ
屋根塗装の見積もりに「縁切り」や「タスペーサー」と書かれていて、内容がよく分からない。
または、他社の見積もりにそうした記載がなく、不安に感じている。
このような場合は、まず屋根の状態を確認することが大切です。
幸家ペイントでは、屋根材の状態を見たうえで、塗装で対応できるのか、縁切りやタスペーサーが必要なのか、カバー工法など別の選択肢を検討した方がよいのかを分かりやすくご説明いたします。
屋根塗装で後悔しないためにも、気になることがあればお気軽にご相談ください。
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